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うずらの玉子で祝いたい

 時は春。
 春はめでたい季節である。
 長い冬に耐えた植物が芽吹き、生き物は暖かな陽射しに感謝する。 
 時は三月。
 三月はめでたい月である。
 通い慣れた学び舎を巣立った者もいるだろう。
 花見を前に一足早くサクラサク者もいるだろう。

 私にもめでたいことがあった。
 誕生日があった。
 PBMの〆切から解放された。
 先日書いた日記がデイリーポータルZコネタ道場に入選した。

 めでたいことがあれば祝いたいのが人情。
 祝おうじゃないか。
 是非ごちそうを作って祝いたい。
 そういえば道場主に「もうあと1、2皿あってもいいいかなとも思いました。たとえば、ちっちゃいオムライスとか」と言われていた。
 ……作ろうじゃないか。



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♪あ~な~た~ 今夜は何~を召し~上がりますか♪(作るのも食べるのも自分です)

 と、言うわけでエプロンを装備したら昼下がりクッキング開始である。

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いつか見たような光景、再び

 ちなみに今回も調理前後を問わず表記は「うずらの玉子」で統一します。

 前回の日記のコメントで
「生のうずらの卵は割るよりも切った方がきれいに中身を取り出せます。
左手で卵をもって、とがった方を包丁でそぎ取るみたいな具合に切り取ります。
事前に卵をかるく水で洗っておくとより切れやすいです。」

 という、ありがたい情報を頂いたので、早速切りまくって行きたいと思います。

 ちぇすとー!

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あ、失敗

 黄身も一緒に叩っ斬ってしまいました。
 でも今回は「目目連焼き」にするわけではないので良いのです。このまま行きます。
(でもすぐに慣れて綺麗に切れるようになりましたよ)

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♪昼~下がり ク~ッキング~♪
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うずらの玉子を溶いて、ジャガイモとポークビッツを小さく刻んだら炒めて焼いて……
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スパニッシュオムレツ

「普通の玉子料理じゃん」って言わないで下さい。
 これから、これからが見せ場なんですから!

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一見普通の玉子焼きですが……
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実はこのサイズ!(包丁が大きいわけではありません)
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溶き玉子+だし汁。このあと蒸します。
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コンソメスープにもうずらの玉子を投入
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この頃になると包丁使いだってこんなに鮮やか!

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続けて日本酒登場。何がしたいかわかりますか?

 こうして「うずらの玉子愛」の赴くままに作ったのがこちらの料理。
 うずらの玉子尽くしのごちそうです。

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一見普通の玉子料理。でも、箸やフォークと比べると大きさがおかしい。

(※後日注
 ちなみに3/25日に再び「
コネタ道場」に「もう一息」で採用して頂きました。
 その折、道場主から『「ちっちゃいオムライス」は「うずらの卵1個で作ってみては?」という意味だったんですが』とコメントを頂いておりましたが、このオムライス玉子使用量はこれでも1個なんですよ。思いのほか広がるんです。
 以下、メニューに参考までに使った玉子の個数を書き加えておきます)


<本日のメニュー>(上段左より)
・うずらの玉子酒(食前酒)……(1個)
・うずらの玉子串 3種(デザート)……(ゆで2個×3)
・うずらの玉子のサラダ……(ゆで2個)
・うずらの玉子のスパニッシュオムレツ……(3個)
・うずらの玉子の茶碗蒸し……(1個)
・うずらの玉子inコンソメスープ……(1個)
・うずらの玉子焼き・目玉焼き・プレーンオムレツの欲張りな一皿……(各1個)
・うずらの玉子のオムライス スライスゆで玉子とポークビッツ添え……(1個+ゆで1個)
・うずらの玉子ごはん……(1個)



 うずらの玉子好きの夢の饗宴です。(悪夢とか言うな)
 当然「うずらの玉子料理レシピ」なんて物はどこにも無いので
「鶏卵一個に対して出汁がこの量だから、うずらの玉子だったら……」
 と、すべて勘と経験と目分量で作っています。
 全部作るのに1時間以上かかりました。
 最初の頃に作った料理が冷めてるのが気にならないくらいの達成感があります。
「王様シリーズ」の王様だってこんな料理は食べたことが無いに違いない。
 王侯貴族の気分だ!

 この「お祝いメニュー」を早速食べてみましょう。
 おめでとう私!
 ありがとう私!
 さあ、召し上がるがいい!

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「黄身と白身に乾杯」

 玉子酒、初めて作りましたが意外に美味いです。
 滋養をとってる気になります。

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写真に影がかかってしまったサラダ

 うずらのゆで玉子が飾り切りなのを評価していただきたい。

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スープにもうずらの玉子
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スープもほんの一口です。
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忘れちゃいけない玉子ご飯。やっぱり遠近感がおかしい。
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茶碗蒸し。出汁の分量を読違えてまっ黄色。デザートスプーンがギリギリ入る大きさ。

 ちなみに「玉子ご飯」と「茶碗蒸し」の器には功夫茶用の茶器を使用しています。
 ……茶器もまさか茶以外のものを入れられるとは思っていなかっただろうに。
「え? うそっ?! 俺、飯とか玉子とか入れられちゃうの!!」
 そんな叫びが聞こえてきそうで心が痛みますが、うずらの玉子には代えられません。
 許せ、茶器。

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ミクロな料理が続く中、これが大皿料理に見えます(錯覚です)
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これだけ見ると普通のオムライスなのに……
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実際はこの大きさ
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再びミクロな世界へ。オムレツや目玉焼きだって、ひとすくい。
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この企画は「手先が器用選手権」

 この玉子焼き、りんかの自信作である。
 ほらほら、見てみて、ミクロなのにちゃんと巻いてる!
「今なら『手先が器用選手権』に出場できるかもしれない」と思いました。

 そんなこんなで完食。

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お皿は玉子まみれなので代わりに「うずらの玉子愛」イメージ映像



 ……え? 何か足りないって?
 デザート?
 やっぱりやらなきゃ駄目ですか?
 ……じゃぁ

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うずらの玉子串。上白糖・きなこ・餡をかけて。

 ワタクシ、調子に乗っておりました。
「うずらの玉子を愛する者なら、もっとうずらの玉子の可能性を探るべきではないか」
「玉子はお菓子作りに使うのだから、甘いものにも合うのではないか」
 そんな想いで突っ走ったのですが……

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これは本当にうずらの玉子なのだという証拠写真。やっちまった感満載。

 いや、まずくは無かったです。本当です。まずくは無いんです。
 でも、甘さやきなこや餡が遠くの方でかすかに呼んでいるのは判るものの、基本的に黄身の味しかしません。
 うずらの玉子、味濃すぎです。
 まさかうずらの玉子の長所である味の濃さが裏目に出るなんてっ!
 これさえなければ「うずらの玉子はどう料理しても美味しいです。万歳」で締められたのに。
 いっそまずきゃまずいでネタになったのに。

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ああー、失敗だったー……

 で、でも、うずらの玉子は本当に素晴らしいですよ! 本当ですよ!



<今回のまとめ>
・うずらの玉子はやっぱり味が濃い。
・うずらの玉子料理は途中から料理というより工作に近くなる。
・手先が器用選手権に出られるかもしれない。
・日本うずらの玉子協会(あるのか?)は、今すぐりんかを表彰すべきだ。
・「うずらの玉子大使」か「うずらの玉子イメージガール」に任命しても良いと思う。


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いかがですか? 全国のうずらの玉子関係者様。

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コメント

初めまして。
DPZから飛んでまいりました。
前回のも見て思いましたが、お料理上手ですよね!
どれもすごく美味しそう。
ちっちゃい玉子焼きやオムレツなんて、
ちょっと食玩で欲しいと思ってしまいました。
遠近感狂わせるほどの技術が素敵です。
これからもうずらの卵愛、頑張って下さい。

投稿: あめ | 2007年3月26日 (月) 09時58分

>あめさん
 いらっしゃいませ。
 料理上手だなんてとんでもない(照)
 でも美味しそうに見えたなら良かったです。
 そしてそんな食玩、あったら即買いです。でも昨今の食玩ブームを考えると、既にどこかのメーカーから出ていそうですよね。
 応援(?)ありがとうございます。これからも玉子愛の赴くままに生きて行きます。

投稿: りんか | 2007年3月26日 (月) 13時17分

はじめまして、「うずらの卵」とっても楽しく読ませて頂きました。私のヤフーでのブログで紹介させてもらいますm(_ _)m

投稿: きんぎょ | 2007年5月18日 (金) 23時44分

>きんぎょさん
 いらっしゃいませ。
 こんな趣味に突っ走った記事を紹介して下さるんですか。
 でも楽しんでいただけで良かったです。

投稿: りんか | 2007年5月20日 (日) 22時18分

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